ど素人から毛を生やす。<延>

もう Android Studio は嫌だ! IntelliJ IDEA でアンドロイドアプリ作る!

java > フロントエンジニア、javaを学ぶ 2016年11月13日(最終更新:7年前)

2016年11月13日に作成されたページです。
情報が古かったり、僕が今以上のど素人だった頃の記事だったりする可能性があります。

学校のPCのスペックが低いせいか、一日3回はフリーズか強制再起動!
遂にファイルが1つ空になる事件発生でデータ救出に1時間半!

もうAndroid Studioなんて重いばかりのソフト、使いたくない!(血涙)

とはいえ、Androidのアプリ作成についてはGoogleの野郎が独占状態。
ちょっと前はeclipseで作れたというが、今はできなくなっている。

しかし聞いた話によれば、
「Android StudioはIntelliJ IDEAをもとに作られており、Android Studioで作れるものはIntelliJ IDEAで作れる」
「Android Studioにしかない機能はあるものの、IntelliJ IDEAでもAndroidのコード補完などは問題なし」
「なにより、Android Studioに比べてIntelliJ IDEAは断然軽い」

乗り換えるしかない!
そんなソフトでも重さに定評のありすぎるGoogle製から解放されるんだ!

というわけで、IntelliJ IDEA。インストールします。

1 まずはインストール

公式サイトからインストーラーをダウンロードします。

Communityが無料版、Ultimateが有償版。結構高いです。
java系のプログラムならCommunityで充分、他の言語もほしいならUltimateという感じっぽいですね。

Communityだけで、
java
Android
Kotlin
の3つは対応しているようです。やったぜ。

ダウンロードしたインストーラーを起動させれば、あとは指示に従うだけ。
変更したい項目があった場合は逐次変更するという感じですかね。
基本的には素通しで大丈夫だと思います。

1.5 日本語化してみる

AndroidStudioと同じように、有志による「ある程度の」日本語化resourceが作られているようです。
日本語化しないでもやれないことは無い、ですが、英語が殆ど読めない僕としては、やはり日本語の方が効率が良い。
ということで、日本語化しましょう。

ダウンロードはこちら(GitHub)から

導入方法もAndroidStudioのときと同じように、解凍した「resources_jp.jar」を正しい場所に置くだけ。
場所はバージョンによって異なるっぽいのですが、記事を書いた時点での最新(2016.2.5)の場合、

Program Files (インストールしたフォルダ)\JetBrains\IntelliJ IDEA Community Edition 2016.2.5\lib

でした。

1.75 より軽快に動くようにしてみる

こちらのサイト様によると、PCのスペックに余裕があるならメモリ割り当ての変更を行っておくとより軽快に動くとのことだ。

日本語化のときにlibフォルダから1つ上がり、bin>idea.exe.vmoptionsを開く。

中身を指示通りに書き換え――と思ったが、バージョンアップに伴い、こちらの内容も変更されているようだ。
取り敢えず、

-Xms128m → -Xms512m(起動時のヒープサイズ、メモリ割り当て数)
-Xmx512m → -Xmx2048m(最大ヒープサイズ)

だけ、書き換えておくことにしました。

2 SDKを適用させる

困ったことに、これだけではAndroidアプリの作成ができない模様。

どうやら、SDKのインストールと適用が別途で必要らしいです。
Android SDK(Android Software Development Kit)とは:
Android OSを搭載したスマートフォンやタブレット端末で動作するプログラムを開発するために必要なソフトウェアをひとまとめにしたパッケージで、コンパイラやデバッガ、ライブラリ、デバイスドライバ、ドキュメント、サンプルコード、パソコン上で端末を再現するエミュレータなどで構成される。
IT用語辞典 e-Wordより

AndroidStudio公式ダウンロードページから、一番下のコマンドラインツールだけ戴いてしまいましょう。

入手したインストーラーを起動し、適当な場所にインストール。
Program Filesに入れたいところですがそこは避けます。権限の問題で上手く動きません。
また、インストールしたフォルダのアドレスは後で使うので、記録しておきます。

で、取り敢えずSDKマネージャーを起動。

h281113_3

画像は一通りインストールを終えた後のものですが、初期状態では何もインストールされていません。
あくまで、マネージャーなどがインストールされただけです。

この状態のSDKを適用させようとするとエラーを返されますので、まずは何かしらインストールします。
拘りがなければ、最初からチェックの入っている項目でよいと思います。

それができたら、漸くIntelliJ IDEAを起動。

h281113_1

New Projectを作る前に、Configure>Project Defaults>Project Structureを選択。

h281113_2

Project>Project SDK
Newを押すとSDKの種類を選べと出てくるので、Android SDKを選択。
先ほど覚えておいたSDKをインストールしたフォルダ(toolの上)を選びます。

ここでエラーが発生しなければOK!

早速、新規プロジェクトを立ち上げてみます。
デフォルトでは左のプロジェクト内容リストが出ていないので、ツール>ツール ウィンドウから出しておくと良いです。

Cannot resolve symbol 'Theme.AppCompat.Light.DarkActionBar'

なんか、エラーが出ました。

こちらのサイト様によると、AndroidStudio以外でAndroidプロジェクトを作ると、
「Theme.AppCompat.Light.DarkActionBarなんてねーぞ」とお叱りを受けるよう。

h281113_4

Theme.AppCompat.Light.DarkActionBar → android:Theme.Light

使用するAppThemeを変更することで解決できます。

Failed to resolve: com.android.support:appcompat

SDKに不足があっても動きません。

h281113_5

が、きちんと教えてくれるので、正直にインストールします。

Intel x86 Emulator Acceleatorは必須!

AndroidStudioのとき、快適に動かすためにインストール推奨とされていたと思いますが、
こいつが無いとメモリオーバーほか身に覚えのないエラーを起こされるっぽいです。

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