どもです。
ゆっくりMovieMaker3で作成したexoをAviUtlで読み込むとき、
起こりがちなトラブルの芽を潰しておくための備忘録です。
Menu
インストールしておくべきAviUtlのプラグイン
AviUtl ファイル>環境設定>システムの設定
「最大画像サイズ」調整
背景画像は勿論のこと、YMM素材も元サイズ大きめに作っていることは多々。
このサイズを増やしておくことで、画像が正常に読み込めることが増えます。
「LargeAddressAwareを有効にする」チェック
64bitOSを使っている場合、exoファイル読み込み時に「メモリ確保に失敗しました」となることがあります。
こちらにチェックを入れると2GBより上のメモリを使用できるとのこと。
音ズレ・画像サイズ以外の読み込み時の不具合は、かなりの割合がこちらの操作で解決可能です。
管理者権限でAviUtlを開かないとこちらの設定は変更できないので注意。
参考サイト:たかぼー64の創作オタクスタイル
「ロード時に映像と音声の長さが0.1秒以上ずれているものは自動的にfps調整する」の切り替え
映像ズレ、音ズレが発生したとき、この項目のオンオフを切り替えると直る場合があります。
AviUtl システムの設定以外
VFR形式の動画をCFR形式の動画に
録画ソフト次第ですが、動画のフレームレートの形式が「可変フレームレート」というものになっている場合があります。
厄介なことに、これは作成された映像ファイルのプロパティを見ても判別できません。
このフレームレート設定が可変になっていると、AviUtlでexoを読み込んだとき、映像ズレないし音ズレが発生する可能性が高いようです。
AviUtlにて ファイル>環境設定>入力プラグインの設定>L-SMASH Works File Readerの設定
「VFR -> CFR」の項目にチェックを入れ、数値を調整します。
fps値 | 入力数値 |
---|---|
60fps | 60000/1000 |
59.94fps | 60000/1001 |
30fps | 30000/1000 |
29.97fps | 30000/1001 |
YMM側の設定
AviUtlへのパスを設定する
ファイル>設定>キャラ素材 から、aviutl.exeのパスを正しく設定します。
これが間違っているとキャラ素材の読み込みがおかしくなるらしいです。
fps値を合わせる
読み込んだ動画ファイルのfps値と、タイムライン上の動画アイテムのfps値、ファイル>動画の設定>FPSの数値を合わせます。
また、上述の「L-SMASH Works File Readerの設定」の数値もこれに合わせます。
これがずれていると映像ズレ、音ズレの原因になります。
テキストの行間と字間を0にする
YMM3では行間と字間の設定が効きません。
ゆえに、うっかり行間や字間のデフォルト値が変な数字になっていても気づきにくいです。
テキストが1行しか表示されない、とか、文字が1文字しか表示されないとか潰れるとか、Aviに入れた瞬間にそういう症状が出た場合はこれを疑ってみると良いでしょう。
とはいえ、既にやってしまったものをYMMおよびAviから一括で直す手段はありません。
だからといって一つ一つ戻すのは大変面倒なので、exoファイルをテキストエディタで開き、文字列の一括置換で対応してしまうのがBetterです。