どもです。
ヤマト運輸では郵便番号からお届け可能日時を検索できるサービスがあります。
このサービスに使用されるデータは、ヤマト運輸からダウンロードが可能なので、これを自社システムに組み込むことで、自社システム内でお届け可能日時を算出できます。
しかし、このマスタパックと呼ばれるデータは、ヤマトにお問い合わせしないと詳細な仕様書が貰えません。
で、ちょっと困ったことがあったので、最低限の読解をするための備忘録を置いておきます。
マスタパックには複数のファイルが含まれていますが、このうち、使用するのは
・YMSTPOST.DAT
・YMSTTIME.DAT
この2ファイルです。
YMSTPOST.DATから、2つの仕分けコードを取得
まず、YMSTPOST.DATを開きます。
最低限なら必要な情報はこれだけ。
発送元・発送先の郵便番号それぞれを検索し、対応する5桁の宅配便コードorメール便コードを控えます。
正確にはこの2種のコードは「仕分コード」といい、後ろ2桁を含んだ各7桁までが「仕分コード」です。
しかし、この先の作業で必要なのは先5桁だけです。
発送元は、先3桁だけです。
YMSTTIME.DATから、お届け可能日時を算出
YMSTTIME.DATを開きます。
郵便番号0010000から0010000にメール便を送る場合、配送元のメール便コード先3桁[000]と配送先のメール便コード先5桁[00052]を合わせた[00000052]行を参照します。
最短お届け日[02]日、最速指定可能配送時間[08]時を取得できました。指定可能配送時間が[99]の場合、時間帯指定ができません。